僕も二十代半ばに差し掛かろうとしている年頃なのですが、こんな小童でも時代の潮流を意識することがあり、少し感じていることをぼやきたいと思います。
テーマとして大まかに名付けるのであれば
昨今の「読解力不足」についてです
今の社会では対面を避け、在宅勤務やオンライン授業などの生活様式で、コミュニケーションエラーとして相手の意図が伝わらない、伝えられた表現を理解されないという問題は度々挙げられていると思います。
コミュニケーションツールがメールなどに依存することにより、身近な人間と話をするうえでも、言語能力の問題に直面することが増えました。
言葉の内容への理解ができないことに限らず、言葉の意味合いをなんとなく自分好みの解釈に当てはめようとしてしまう場面もあります。
社会生活においては「主語」や「目的語」を言わなければ、会話内容がわからないという人の声もありますね。
確かにそれは実生活では衝突を起こしかねないとして「正確な伝達のための表現に欠けている」と自省を促されることもあるでしょう。
しかし、それを求める人間の中には言葉の「行間」を汲み取るということをしない方もまた、少なからず存在しているということを実感してしまいました。
読解力低下という社会問題をよく聞きますが、そもそも私たち人間は、他者に対して本当の意味で「聞き手」であろうとする意識は希薄であり、相手の言葉を聞こうとする姿勢は整っていないのではないでしょうか?
相手に対する配慮に欠けることで挙げられる問題ならば、言ってしまえば解釈違いであり「読解力の低下」という問題の本質には、物事に対する「読解意欲が薄い」ことにあるのではないかと考えてました。
これから少しずつ更新しながら語っていきたいと思います。