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デカルト著『方法序説』は『独立のススメ』だった

第一部 学問の在り方

我々は物事を前例と習慣によって納得しているのであって、それを堅く信じ込んではならないという警句。特に、何が真偽であるかという知恵というものは机上ではなく経験から見出されるからこそ、精査が必要となる。学者が語る論理よりも実践として知識を得ることに自分は費やす。

第二部 規律による硬直性

一つの存在が生み出したそれは他の何者かが作ったそれを修繕するよりもより強固である。それは法であればより高度な統治をもたらすものふであり、一人の立法者に基づいた古代の国家がいかに強国だったかが実例だ。

人生の最善は教われるものではなく、自然に基づいた一人の強固な意志の方が真理に近い。学問や全体系は他の良い見解を取り入れて前と同じ事柄も理性の基準によって照らし合わせながら取り入れる。それこそ、生をより良くする方向に導ける。

特に世を作る者の対象には二通りあって、

  1. 自らの思考を秩序だてて導く忍耐力を持たず、自身を十歳以上の有能だと思い込んで常道から離れる自由を乱用して一生をさまよい続ける者。
  2. 新研ぎを区別する能力を他の人より劣るとして、探求をしないで他人の意見に従うことで満足する者。

これは後者であるほど事物の認識に苦労をしてしまう。

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