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当方のスタンスについて&「考察」という言葉の見解

当ブログの記事に関するスタンスについて

とてもありがたい事に検索ワードを辿って記事に辿り着いてくださる方が増えてますので、当ブログの記事に関するスタンスとして語っておきたいなと思います。

いきなりこんなことを改めて念押ししているのは別段否定的な方から文句を言われたからではなく、むしろ肯定的なお言葉を頂戴することも見かけられるようになり、共感しながら楽しんで頂いたのは何より嬉しく思っておりますので、自分がどういう考えを持ってこういう活動を続けているのか、改めて発信しておきたいなと思ったからです。

以前からもふわっとしたニュアンスで表明してますが、当サイトの記事は趣味の悪いゴシップ記事であります。

あくまでネットの海に氾濫している情報の末端に位置しているもので、「そういえばこういう気になる部分あるけど実際どうなんだろうね」程度のニュアンスで受け取って頂きたいと思っています。

たしかに当然ながら「筆者としては」これが正解に近いのではないかと思いながら書いてます。それで読んで頂いた方が「そうだったのか」と思ってくれるのは本当に嬉しい。

しかし矛盾しているようですが、自分の「空想の説得力」を増すために苦心しているからこそ、「これって見当違いなことを言ってないか」という自意識が常に働いております。研究している論文然り記事としては確信めいた口調で描写していることはありますけど、実際は頭を悩ませているというのは、命題に向き合っていると絶対起こる現象なんじゃないかと筆者は思っております。

「考察」という言葉の捉え方について

ネット上における「考察」という言葉は「自分が納得できる好きな話を選り好みして語る」という意味合いも含められており、そちらの用途で掲げられることが近年では非常に増えております。

身内で盛り上がるための「承認欲求に基づいているキーワード」と化してますので、作品に対する読解意欲が実のところ薄い層も目立ってしまうためにそういった話を好まれない方の声もわかりますし、筆者が同じ作品ファンの界隈でもあまり交流しないのはそういう克己心に起因している部分も正直あります。

先鋭化して宗派のように他者に押し付けるような間柄にはなりたくないので「そうとは限らないけど、面白いし参考になった」くらいの気楽な読み物になれればと思って書いておりますが、筆者が自分の記事に関して「考察」という言葉をあまり好んでいないと言っても、名乗りを上げてしまっている部分もあるので、そこは正直申し訳ないです。

ただ、こういった読み解こうとする記事を書いているのも、コンテンツの一環として「作品を結論付けようとする」のはファンとして勿体ない姿勢なんじゃないかというのがあります。

実際のところ作品を作ってる側の人間がどこまで織り込み済みで描いていたり、何を考えているかなど、考察する立場にある外様の人間に分かるはずもありません。

現存している記事ではフロム・ソフトウェア社の作品記事が人気を占めていますが、これらも含めて自分が取り上げている記事にある作品はいずれも「ユーザー自身に読み解かせようとしている」という謎かけやコミュニケーションの形、不自然に感じている要素における何かしらの意図を言語化してみようとしている次第です。

本来「与えられた命題に対して頭を悩ませる過程」そのものが「考察」なのではないかという原点回帰ではありませんが、考察を読み漁って納得する答えに飛びついたり公式はそんな話してくれていないと結論付けるより、誰かが記事を見ながら違う考えをもってくれたり「より正解に近い何か」へ歩みを進める為の糧としてくれたなら、非常に嬉しいです。

また、一緒に楽しく作品を紐解いて頭を悩ませられたら、当方の活動の意義もあるというものです。

そのうちに動画で声入れてるものを公開する予防線含め、あなたにとっての「参考資料」になれれば「そちらにとっても悪い話ではないと思いますが」というお話でした。

今後もよろしくお願い致します。ご清聴ありがとうございました。

クラウドワークス

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