kiseru-sou

【煙管】 大学卒業後エンジニアとして国内外での出張勤務を続けて2021年当ブログ運営開始。 映画や書籍といったエンタメ作品、社会心理やら日常を読み解いたライフスタイルがメインコンテンツ。 配信活動やら執筆作品などの創作もしてます。

作品解説 映画 解説

名作映画『12人の怒れる男』最後の挨拶が示す、本当の結論について

2025/12/24    , ,

「無罪」は証明されない――それでも彼らは“殺さずに済んだ”というテーマ この映画は「いい話」ではない 名作と名高い映画『12人の怒れる男』は、「一人の良心的な陪審員が無実の少年を救った」として語られが ...

FROM SOFTWARE ゲーム 作品解説 解説

『ELDEN RING NIGHTREIGN』の「夜の王」たちに「状態異常の強者」が多い理由づけについて

『エルデンリング:ナイトレイン』は、本編の設計を生かして作られた作品でありながら、後日談でも、かといって単なるIFストーリーというものでもない。それは「黄金の秩序が消えた後、あの世界はどう振る舞うのか ...

ゲーム 作品解説

MGS ザ・ボスの遺志とビッグボスの曲解について。核抑止を取り上げた「ピースウォーカー」が何故分岐点になったのか?

2025/12/17    , , ,

小島監督のMGSシリーズは「核抑止は理屈としては成立しても、現実の人間関係/政治の不完全さによって脆弱化する」ということをピースウォーカー計画の顛末によって解答を示した。これは初代MGSのナスターシャ ...

ゲーム 作品解説 解説

今だから通じる『Z(ゼータ)』の意味。富野由悠季が初代ガンダムから反転して見せた「人間社会の末路」と“再生”について

2025/12/13    , , ,

今だから通じる『Z(ゼータ)』の意味。 誠実であろう人ほど孤独になりやすい世界の構造。たとえば── 本音よりも「空気を読む」ことが優先される学校職場という社会文化 冷笑や炎上をしながら、大人を名乗りな ...

作品解説 映画

Netflix映画『バスターのバラード』に見る『ノーカントリー』との共通項――“神話の終わり”と“受容”

2025/11/2    , ,

物語は唐突に終わるもの コーエン兄弟の『バスターのバラード』は、西部劇の装いをまとった6篇の短編集(オムニバス)だ。一見すれば、風刺や皮肉、ブラックジョークの類に過ぎないが、全体を通して貫かれているの ...

作品解説 映画

映画『マネーショート(The Big Short)』における「勝者の敗北」について

2025/10/31    , ,

映画『マネーショート(The Big Short)』における「勝者の敗北」について マネー・ショートの四人の哲学:真実・正義・倫理・虚無 誰も気づかない狂気の中で、正しさは孤立し、倫理は笑われる。映画 ...

解説

『MGS』の「ネイキッド・スネーク」という何者にもなれなかった主人公から降りた男について語る

2025/10/12  

MGSシリーズの最終作は何故「ヴェノム(Venom)」だったのか。 『メタルギアソリッド』シリーズは、単なるステルスアクションを超えた物語体験だった。そこには「戦争」「意志」「ミーム」「アイデンティテ ...

アニメ 作品解説

近年のガンダムシリーズが“先細り”して見える理由と“舞台設計”としての学園/決闘/日常欠落の問題点について

2025/9/21    , ,

この記事は、近年のガンダムシリーズの視聴体験の違和感を一つの仮説に束ねた考察です。作品への敬意を前提に、近年のTV本流で「熱量が細る」と感じる理由と、その処方箋を“舞台設計”と“キャラクター設計”の両 ...

ゲーム 作品解説

【RDR2】エヴェリン・ミラーの遺言と「アメリカの地獄」と「American Venom (アメリカの猛毒)」について

――炎は神話の推進力、毒は貨幣の循環 「The American Inferno, Burnt Out (アメリカの地獄、燃え尽きる)」から「American Venom (アメリカの地獄)」へ。この ...

アニメ 作品解説 映画

「最後の人間」としての草薙素子──『攻殻機動隊SAC_2045』が託した“自由意思の提示”

2025/9/3    , , ,

『攻殻機動隊SAC_2045』はシリーズが積み上げてきたこれまでの「夢と現実」「物語と編集者」という命題を「社会規模のノスタルジア」と「終わらない戦争経済(サスティナブル・ウォー)」の只中に投げ込み、 ...

アニメ 作品解説 解説

『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』は何故あそこまで難解だったのか? クゼと合田一人、第2話が置いたギノという“プロレタリア”の意味とは

なぜ1期の『笑い男事件』より難しく感じるのか 攻殻機動隊2nd GIGが“難しい作品”とよく言われるのは世界の複雑さを安易に単純化しないことにある。 その「難解さ」やあえて是非を言わない感じ=取りつき ...

ドラマ 作品解説 解説

『ザ・ボーイズ』考察 ソルジャーボーイが放つ自己矛盾と哀しみの正体について

2025/8/19    , ,

ソルジャーボーイを起点に読み解く「父性の呪い」と鏡像のヒーローたち ドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン3はこれまでの“悪徳ヒーローをぶっ飛ばす痛快劇”の顔をしつつ、実のところ「父性の呪い」をめぐる心理劇だ ...

作品解説 映画

どちらが“正しかった”のか――『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』の最後が残した「公」ではなく「個」としての友情の余地

2025/8/15    , , ,

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は「#TeamIronMan優勢」「キャップ不人気」という空気が語られがちだった。だがその印象は、『アイアンマン』→『アベンジャーズ』の導線で入った観客の視点と ...

Verified by ExactMetrics