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【AC6】今作のアリーナのランカー達の実力を整理してみよう 後編

余談ですが、傭兵支援システムとして独立傭兵に装備やパーツを提供している我らがオールマインドさん。

パーツを受け取る際に対価として我々が何を与えていたのか注目してみると、それはミッション毎の戦功とは全く別のところ、すなわち「情報ログ」にありました。

3周目のインパクトから装備を与えられている傭兵はオールマインドの管轄にあるという見方で語られがちですが、これに関しては初心に立ち返って621と同様に、ミッションに応じた独立傭兵としての収集要素から、オールマインドに報酬として与えられているのは皆同じというところでしょう。

各勢力が拮抗している動向にオールマインドがイニシアチヴを握っているのは、621以外にも解放戦線に肩入れしている六文銭や小遣い稼ぎをしていたイグアス、各地に点在していたゴーストの働きからして、あらゆる戦場や機体の残骸から情報を抜き取って、それをオールマインドに還元する独立傭兵の情報網を手中にしているからと言っても過言ではないのだと思われます。

そういう意味ではウォッチポイント・アルファにて立ちふさがった老兵スッラは無論として、アーキバス内における情報部門に所属しているオキーフ。

その立場を考慮してみると作中でウォルターやエアが情報を売りつける相手候補としての側面、彼がオールマインド製のパーツを受け取っていること、同僚ラスティを気にしている素振りなど、私たちプレイヤーが知るよりも情報を集めている者や独立傭兵たちがルビコン内で起きている多くのことを把握していたのは振り返ってみると明白でしたね。

我々がミッションを終えて立ち去った戦場や、どこかで回収していない情報ログを彼らが握っていたことになるのですから。

14 チャティ・スティック / サーカス

ボスとのコンビを前提にしているけど車椅子タンクの機動力があるので普通に強い気がする子。というより、本編の出番では場所を選ぶだけで、開けた場所の後衛としては堅実な軽タンク機体。

クラスターミサイルの扱い方として対空に目がけて放ったりチーム戦のが効力を発揮するというので、単独では扱いにくいものの意外と理に適っているアセンの印象。先日のアップデートによりバズーカなど爆発武器の性能が底上げしている追い風でボスは笑いが止まらないらしい。

ちなみに機体のカラーリングも趣味が出ていて好きだ。要件はそれだけだ、じゃあな。

13 ミドル・フラットウェル / ツバサ

解放戦線の政治家枠。個人的にストーリー内では万全の状態での勝負の場が欲しかったけど、彼が倒れたら組織が瓦解するという。

地道に現場に出張ってきたからこのランク隊なんだろうなという印象を受けるというのと、軽量機の割にアサルトアーマーではなくプロテクションを設置しているあたり、解放戦線のしんがりを務めることも多かったことなど気苦労が垣間見える。

エルカノを扱う軽量機乗りとしても、実力的にはしっかり手練れでマシンガンとライフルの強化も来ており、バズーカも実用性は上がってるので、徐々に存在感を示してくれるようになっている。

12 V.III オキーフ / バレンフラワー

やめておけおじさんその2。

アーキバス優勢の情勢を遠回しにバランス取ってるであろう立ち回りなど、各ルートでも掘り下げてれば面白いものが見られるであろう外伝主人公適性モリモリ。

四脚で射撃戦に偏重しつつ「コンテナミサイル」という珍しいものを背負っている。加えて、この人もBAWSのバーストライフルなどを扱ってるあたり、ラスティと同様に企業的な事情を意に介してないでいるのが機体にも表れていますね。

空中戦を展開するもステージ的な相性もあったのでハメられがちだったり、もう少し入り組んでない場所で戦ってたらクレイドルでの古王の如く地の利を生かした空戦を求められて厄介なことになってたであろう御方。

11 シンダー・カーラ / フルコース

おそらく今作アリーナで一番ビジターを落としている人。

チャティが固めてカーラがフルコースをお見舞いするという連携プレイもあって、ミサイラーは最優先で対処しないとやばいことになることを身をもって叩き込んでくれる姉御。

アサルトアーマーや蹴りの追撃も欠かさないなど動きもしっかりしているので、企業陣営と同様に本人が前線に出張らないだけでしっかり実力を備えている者が今作は多い。ちゃティと並んでこのランク帯に置かれているあたり、コンビで暴れまわった時期があると見ていいかもしれない。

それはそれとして配色が細かかったりビジュアル的な気遣いもグッドだぞボス。

10 コールドコール / デッドスレッド

レーザーショットガン愛好家。割と面倒見がいいお爺ちゃんだけどイグアスの話聞いてたら父性発揮して早とちりした感がある気はする。

削りに傾向しているのでスタッガーに追い込みにくい武装構成として、閉所での撃ち合いは向いてない機体同士で泥試合と化してた思い出しかありません。

逆関節で飛び回る動きで射撃というお手本のような戦い方をするので、正面から挑んでみると機体テストとして丁度いい相手かもしれません。

9 V.IV ラスティ / スティールヘイズ

ランク9の背景お兄さん。機体構成が見事に我を通してるけどそれを認めさせているという意外と破天荒さが窺える。

この人の場合は、あらゆる武装を扱いこなしている上でシュナイダーACとしての合理的なアセンの結論と呼べるかもしれない。

常に両腕のライフルハンドガンで弾を撃ち続けてブーストも息切れ知らずやら、スタッガーに陥ったらスライサーを確実に当てに来るなど動きのレベルが違うので、甘えたことをするとコンボで削り取られるのも稀によくある。

アプデによってハンドガンの総弾数やらバーストライフルの性能が上がっているので結果的に実戦的な仕上がりとなっているけど、個人的にレッドガン部隊迎撃における戦功に見合うように配慮した調整のような気がしているのは秘密だぞ戦友。

8 オーネスト・ブルートゥ / ミルクトゥース

謎多き変態の人気枠。

火炎放射で視界を塞いで踊りましょうと誘ってくるポリシーを体現しているからか、待ち伏せ且つアリーナで体験したように初見殺し特化で足回りは貧弱な部類ではあります。接近戦に全振りしてる分、ハマったら掌の上で転がされるような目に遭ってしまうので油断大敵。

裏切るだけであれば溜息つきながら寛容さも見せているカーラが執着心見せてたあたり、なにやらかしたんでしょうねこの人。

7 G2 ナイル / ディープダウン

ミッションが忙しいあまりにどういう機体だったのかまるで覚えられない人ですが、ミシガン総長やら誰かと組んで挑まれていたら後衛として相当苦戦するであろうナンバー2。重量二脚の機体構成としてもレッドガン部隊の中では堅実。

火力リニアライフルに2連ハイアクトミサイルに加えてハンドミサイルに12連垂直ミサイルというほぼミサイラー構成でアップデートから追い風来てるので、おそらくミッションやマップが相性悪いだけ。

地味にベイラム治安維持部隊という経歴から、レッドガンと上層部との橋渡し役を務めていた彼が早期の内に退場したせいで、後手に回りがちだったレッドガンの雲行きが怪しくなっていたような気はしている。

6 V.II スネイル / オープンフェイス

地味に近中遠距離すべてに対応した装備を積んで戦えるようにしている我らがスネイル閣下。

レザショキャノンからスタンニードルに換えたりいろいろアセンも試してきているんだろうと思っちゃうけど、逆を言えば柔軟性に富んで兵装を使いこなしているので、実力的にもヴェスパー第二隊長は伊達ではない。

それぞれの武装のコンボで殺しに来るコンセプトとして、ここまで勝ちに来ているアセンは見事としか言えない。

5 シャルトルーズ / アンバーオックス

基本的に引き撃ちの動かし方になるけどタンクで耐えて持久戦に持ち込むコンセプトか。グレネードとレザショで張り付かれたのを迎え撃つコンセプトで「見つめ合うと死ぬ」は割と誇張でなく文字通りの意味だったりする。

こういう気さくな女相棒枠いいよね

4 サム・ドルマヤン / アストヒク

ゲリラらしい戦いをするし、敵を焼き尽くすことにポリシーがあるのかナパーム採用でブレードで切り刻む老兵。

中量機としては無茶苦茶動ける人で緩急をつけた動き、なおかつ装甲もあって粘るのでやけにしぶといと感じる人も少なくないはず。

機体も旧式ながら腕部の低い射撃適性などを最大限に特性を生かしているので、いろんな意味でお手本になる人。

3 キング / アスタークラウン

リニアの強化によってどんどん脅威度が増している片翼の独立傭兵トップ。

四脚で実弾を撃ち込みながらも破壊天使砲の威力に頼り切らず。パルススクトゥムを展開しながら持久戦でダメージレースに勝つことも視野に入れてるからリペアキット無しのアリーナだと強さが猶更際立つ。

シャルトルーズの連携を意識している構成でもあるからか先落ちを狙いにくかったりするし、彼女を狙って合流されたらこの人が火力押しつけに来るので、人数不利背負っての真っ向勝負は厳禁という理に適った戦いを展開する王様。

2 G1 ミシガン / ライガーテイル

基本的に前衛を務めることを念頭に置いていながら、ミドル・フラットウェルと同様にパルスプロテクションで自部隊の損害を抑えるようにしているなど、背負っているものが多すぎる総長。

ガトリングで牽制しながら背中の武器で削ってくる一方で、動きを止めたり忘れた頃に太陽守で爆破してくるというイケイケな機体構成。

四脚機体としての看板役だったのかビジュアル意識しつつも完成度が高い。

1 V.I フロイト / ロックスミス

この人のパルスバリアを採用している認識は他の面子と違ってスタッガー回避や仕切り直しとかじゃなく、そもそもより長く戦うため且つ自分の動きや技量で攻撃したいからなんだろうなという張り切りボーイぶりが滲み出ている。

ラスティと同様にACSダウンと見るや否やブレード振ってきたり、アサルトブーストを生かした機動による回避など明らかに別格として描写されているので名実ともにランク1なのは疑いようがない。

ベイラムのパーツや武装チョイスにスネイル閣下と一緒に物申したくなるのもわかるが、詰める武装の幅を広げたりあらゆる動きをしたくて中量二脚に乗ってる印象があるし当のフロイト君が楽しければいいじゃないか(ホーキンス並感)

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