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【AC6】今作のアリーナのランカー達の実力を整理してみよう 前編

オールマインドさんの独断と偏見によるアリーナのランク付けですが、どういった武装を持っていてどんなコンセプトの機体なのかが語ってないどころかあまり注目されてない説明だったので、ここでいったん整理してみたいなと書いているのですが、思ったより長々と書き連ねることになっているので前半と後半に分割しました。

そして、前半の面子は内容的にそんなに大したことを書けない気はしている。

29 インビンシブル・ラミー / マッドスタンプ

姐さんを慕ってるけど本人的にはそこまで愛着を持たれてなかった可哀想な御方。プレイヤーの印象とは裏腹にアリーナに数えられている程度には実力を備えていたのか。ただ、AC乗りもとい強化人間としては敗戦を重ねようと生き延びているらしく、そこそこベテランの部類なのかもしれないのも確か。

機体性能的にかき集めたパーツで強引に動かしているが、RaDという身分ではACを組み上げようにも企業のパーツに手が出せないので肩身が狭いのがよく分かってしまう酔っ払いですね。

28 インデックス・ダナム / バーンピカクス

職人の身からゲリラに参加して高い地位にあり人望もあるけど、AC乗りとしてはイマイチだった模様。正直、三対一という本編の巡り合わせもアレなのですが、リペアキットすら使用できてなかったあたりマジで手元が覚束なかったのかもしれないのでランク的にも妥当か。

上記のマッドスタンプ然り、武装を積んでいない箇所がある機体は「所属勢力の懐事情」そして、コア拡張は「機体の強化や整備が行き届いてない」と受け取ってみると、ルビコン解放戦線が安価かつ技術水準が低い企業の支援によって成り立っていたことから、AC戦力は最初から期待してないと言いますか、手詰まりだったのかもしれません。MTと戦えればいいや的なノリの機体で出撃して傭兵に恨み言吐く幹部ってどうなのよフラットウェルさん

27 G6 レッド / ハーミット

ベイラム陣営ブリーフィング担当のレッド君に限らない話ですが、基本的に登録が新しい若人はナンバーが与えられて間もないからかこの付近の順位。レッドガンとしてはG13とG6で大分差があったので、自分のようにちょっとビックリした方も多いかもしれない。

汚染市街にて撃墜されていたG7 ハークラーはランク22でTIAN-QIANGなどパーツを自分好みに採用していたので、企業務めである「実働部隊内での立ち位置や番号の評価」は「オールマインドによるランク評価」と別物であるという好例なのかもしれません。

レッド君はベイラムから与えられている機体も配属されて日が浅いからか量産機としてMELANDERで統一。武装もベイラム企業ACらしくハンドガンやミサイルからバズーカで〆るという癖がない分かりやすいものなので、この子も妥当な順位。これからのレッドガンの未来を担っていく成長株だったのですが、その芽を摘んでしまうようなお上であるベイラムの意向に振り回されてしまったのは複雑な気分になるという。

26 ノーザーク / ビタープロミス

隠しキャラその1。一周目で気付かれた方は、お互いに相手が誰なのかも分からずに殺し合う模様。

借金の取り立て屋に追われながら新製品の機体を乗り回しているという、何がしたいのかわからないしおそらく何も考えてないというACでは稀によくあるタイプ。地味に全属性の攻守を意識している機体と言えば聞こえはいいかもしれない。

アーキバスとベイラムの市場に出回っているパーツを組み合わせてるバランス型の機体ではあるが、かえって不意打ち向きではない王道機体になっているような気はする。

25 V.VI メーテルリンク / インフェクション

ヴェスパー第6隊長かつ第8世代強化人間というニューエイジ。

同じくレッドガンのナンバー6であるレッド君より早くもエリートコースまっしぐらだったであろうこの子は、機体構成も企業純正ながら一芸特化として明確なコンセプトを意識しているので流石に強い。

ヴェスパーとしての役職も、第7隊長兼指導役であるスウィンバーンさんよりは名実ともに上回っているのですが、上の命令に従順すぎるという意識が高い新入社員の扱いにくさをスネイルさんは感じていたのか、参加ミッションが不得意な物量戦に加えて621との乱戦という巡り合わせが悪かったしそりゃ増援も欲しくなる。

24 リトル・ツィイー / ユエユー

最年少枠。旧式パーツを用いていながらAC搭乗の期間が長かったからなのか、まさかの企業の若手たちよりランクは上のツィイーちゃん。両手のグレネードという後方支援で戦功を挙げてきたのか。

割と直情的なAC戦を仕掛けているので、彼女の場合は強かろうが弱かろうが、AC乗りとしての年の功に近い評価なのかもしれないですね。これでAC戦を戦い抜いてた女傑だったらビビるわよ。

23 V.VII スウィンバーン / ガイダンス

みんな大好きスウィンバーン隊長。

泥仕事だろうが自ら率先してこなして、部下たちも職務に忠実なあたり割と真面目に慕われているような気がするこの人。

強化手術に対するストレスで頭がおかしくなってからは、戦場に出る荒事よりも会計やらスタンロッド振り回す指導役やら夜警に自ら赴いて日々を穏やかに過ごすことのみを願っている。そんな感じなので当たり前のようにアリーナランクも輝かしい経歴に似合わず下位の方ですが、本人も満足してるならいいじゃないかというホーキンスさん的な評価にどうしてもなってしまう。

日々の職務に加えて武器パーツの進言までしているあたり、マジで歴代屈指で万能の人材かもしれない。

22 G3 五花海 / 鯉龍

スウィンバーンさんと仲良く下位に燻っているこの御方。

ベイラムは泥船だったとぼやくことはあれど、レッドガンとしては義理を果たしていたのか部隊壊滅まで付き合っていたり、隊内ではナンバー3とやや重鎮。事務能力も高く買われていたのか、あのヴォルタも商売を教わってたあたり隊内では居心地が良かったというか、仲が良かったのかもしれないですね。機体もミサイルに傾倒した支援型に近いので、年季と実力的には相応のポジションかもしれません。そこまで腕が立つ戦士というわけでもないので、結局風水おじさんという認識でいいかもしれない

21 リング・フレディ / キャンドルリング

ドルマヤンさんの懐刀(意味深)

戦い慣れしていないのに老人の我儘を聞いて出張ってきたらしく、そこまで前線に現れない秘蔵っ子。というより、パイロット的にはそこそこ腕が立つのだと思われます、肝心の機体もソングバード二門やら本来ならそこそこ強い。が、ハンドミサイル二丁というファーロン・ダイナミクスに頼っている限定的な武装構成によって、単調な機体構成としてもっと上を目指せるはずも一気に脅威度が薄れてしまっているという非企業勢力あるある問題に見事にぶち当たっている御方。独立傭兵として出稼ぎに行かないあたり、真面目過ぎるのも悪い気はする。

後々のランカーが独立傭兵で多く埋まっているのも、このあたりの融通の差がデカい一面もあるかもしれない。

20 V.V ホーキンス / リコンフィグ

我らが第5隊長殿。ベテラン格でこのナンバーであるホーキンスさんですが、アリーナランク20である彼の立ち位置が、一定の実力を持つというラインかもしれません。

この先の面子的にも、直接戦闘に出向いている企業所属の強化人間や独立傭兵が占めているので、ホーキンスさんの経験や技量に迫るモノがあると考えるのであれば、割と今作のランカーたちの平均的なレベルは高いことを証明しているかもしれないです。最下層と差が開きすぎるとか言っちゃいけない

19 G5 イグアス / ヘッドブリンガー

621と同じく第四世代の強化人間。エンブレムをご覧の通り本人は捻くれてますが、機体コンセプト的に軽リニアとマシンガンに4連ミサイルとシールドというここまで真面目な射撃機体を運用しているのは彼くらいなので、そういう意味でも稀有なポジション。ミシガンに指導された結果かもしれないですけどね。

レッドガンとしての地位も相方のがやや上なあたり、そういう意味でもコンプレックスだったのかもしれないですが、二人一組で動かす前提であればどんな敵も打ち破れる切り込み隊長だった気はしている。

18 六文銭 / シノビ

謎のジャパニーズニンジャかカブキ被れの用心棒。

軽量機体としての運用例は彼が務めているのか、分からん殺し(爆導索)を仕掛けてくる汚さと狡さも持っている。

エルカノフレームで揃えられてるあたり、相当稼げているあるいは解放戦線でも相当重宝された戦力だった筈。というか、この陣営に肩入れしてくれる物好きな独立傭兵が621とコイツくらいなものなので、企業を相手取れる実力者として名は馳せていると考えていい。フラットウェルさんがわざわざ出張らなくてはならない理由が、コイツの作戦参加の可否にある気がする。

17 G4 ヴォルタ / キャノンヘッド

純ベイラム陣営機体でも屈指の完成度を誇るヴォルタ君。

投入されたミッションがアレなだけで、実力的には相当上位に位置しているこの子はタンクの運用では右に出る人はいない気がする。というか、重ショットガンという装備をしっかり与えられてG3以上が古参メンバーで固まっているあたり、中々おいしいポジションだった気はする。意外と独立傭兵でも見込みがあれば褒めてくれる優しさも持っているので、もっと仲良くできていればと思わざるを得ない。

キャノンヘッドと言う割にはその頭部はG3リスペクトなのか、変な浪漫を見出したのかどうなんだ。

16 V.VIII ペイター / デュアルネイチャー

野心の火に身を焦がしているヴェスパー第8部隊長兼ねたブリーフィング担当であるが、その戦いもなかなか癖があるというか芸達者。

全身パルス兵装で固めた彼のデュアルネイチャーを自分で使ってみるとこれが逆関節機体の戦い方か(困惑)という感想しか出てこない。アーキバス系列でも似たコンセプトのメーテルリンクより攻撃的な機体。そして、彼女やスウィンバーンより低いヴェスパー内の立場とは別に、我流に近い戦闘やアセンの才覚からこのランク評価はペイター君が紛れもなく実力者として、本物の力を有している証明だと思われる。

順当に力を示して出世街道を上り詰めてれば安泰だったものの、AC乗りという戦士として生きることに興味がなかったのか。突出した個人であるラスティの陰に埋もれてしまう形となったので仕方ない部分もあるが、先輩方からも可愛がられてたようでも、武功を立てるために苦心するのも本人的にはやりたいことと違ったのかもしれない。だからなのか枷が外れたらHCでヒャッハーした模様。

15 スッラ / エンタングル

ネタバレに深く関わっている御方のために、あまり触れることはできないがとにかく「動き」が強い。

強いと言いますか、機体構成が特殊バズーカにパルスを両腕に構えて爆導索にプラズマミサイルという玄人の構成を存分に生かした蹴り主体の近接戦を仕掛けるなど、見様見真似で模倣できない特徴的な戦いぶりが目立つ御方。戦っただけで第四世代と看破するなど、鋭い洞察力を見せているがこれも歴戦故なのか。

アリーナランクも折り返し地点というか佳境の数値に位置しているが、彼の経歴や立ち振る舞いからして最低でも本来はコールドコールと同等のランクに位置している腕はある気はする。

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