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『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』発売日決まりましたね

「戦争だ。我らにはそれが必要だ」

「身体が闘争を求める」ネタのたぶん元祖

生き延びる権利と義務を果たした結果


2023年4月27日、唐突にゲームプレイトレーラー到来。

2023年8月25日発売

もはや音沙汰もなくて閉口しながら死神部隊の如く眠りにつきそうだったのですが、発売日が決まって一気に火がつきました。発売前だからこそできるお遊びとして「どんな世界が待ち受けているのか予想する」ことに興じてきたんですが、唐突にぶん投げられた情報量の多さに困惑しているのは、皆様も同じはず。

もうオマージュ要素見せてくれるのかという困惑交じりの衝撃だったと言いますか、クイックブーストやらブーストチャージやらこれまでのAC要素全部載せの武装に加え、見覚えのあるミッション光景やらシリーズ完結作臭がハンパない。レイヴンの名前が出るにしても本編だと思ってたのもありますが、まさかのまさかでした。重金属粒子といいまるで禁じられた機械じゃないか教えはどうなってるんだ教えは。

これまで散々お前は生き延びて見届けろと言われ続けてきましたが、今作は生き延びた先の世界みたいな既にカオスに満ちてます。元々フロムという会社の作風自体がソウルシリーズ含めてシリーズ伝統やおなじみの展開の約束事のパロディを持ち味としていますが、唐突にここまで期待持たせる自信といいますか、相当準備してきたんだなとちょっとビックリ。オマージュや何気ない要素を隠れ蓑にして剛速球ぶん投げてくるというスタイルで「J、調子はどうかな」とかACでもやらかしてくれましたが。基本的にはユーザーがどう思うのかは各々に任せてるので、あまり言葉にするのも無粋ですけどね。

世界観の繋がりといった話題が口に合わない方もいますし、初見さんを歓迎するのにあたって身内ノリにならないように独立した作品と答えておくべきなのが筋でもあります。諸々の事情や各々の嗜好に角を立てないようにするのが大人であり、企業というものです。

それはそれとして、PVラストもドーリー君を彷彿とさせる管理者属性の女性に「借り物の翼」と煽られて興奮を覚えちゃう発作は正直仕方ない。

初心者の方には歓迎しよう盛大にな

これまでのACの中でもPS2系統は立ち回り、PS3系統はスピードとサイティングが主軸になっていたのですが、今作はソウルシリーズのノウハウを生かしたメリハリのある攻防を展開するという、アクションゲームとして正統に進化を遂げてそうなのは正直楽しみです。

ただ、おそらく今作も例に漏れずというか、あまりに目を付けられた武装やパーツの調整には時間をかける羽目になるということなど、SNSで持ち上げられ過ぎている節もありますが、最初からすべてが完璧に仕上がっている神ゲーというのはACシリーズの背負っているテーマ的に困難な課題なので、基本的にACの遊び方なんてぶっちゃけ楽しめたもん勝ちです。

「注目度が高い」ということはそれだけ「ハードルが高い」ということも意味しているため、エルデンリングの件もありますが「この機体で負けるはずがないんだ」というモリ・カドルの精神などを受け継いだ傭兵も現れることでしょう。シリーズのどれが好みか人それぞれなAC作品では賛否両論が常というか、様々な意見が入り混じることはお馴染みだったと言えますので、老兵はこの程度は想定の範囲内だよと高らかに笑いながら向き合っていきたい次第ですね。

パーツや武装のパワーバランスに関しては、そもそもPV時点の情報量でOWっぽいのにミサイルやら近接武器の種類が多すぎてガチタンがメタられてないかとか、気にし始めたら正直キリがないです。

新作で俺はアリーナのトップランカー目指すぜっていう意気込みも十中八九アセンパターンに囚われてしまうので精神衛生上よろしくないのに加え、戦い方がワンパターン化したり機体構成の柔軟性すら見失うこともあるでしょう。何だかんだ闘争よりもガレージに籠る時間の方が多くなったり、自分なりの創造性を発揮することで結果的に長続きできるゲームです。まずは好きな機体を組んでみて動かしてみるという、シリーズの原点を再確認する作品として楽しみたい次第ですね。

アセンブル意識もなんだかんだV系統ほど相性ゲーにはならないシステムなので、ソロで敵へのメタ対策を練る労力も過去作ほど必要ないでしょう。もし、どうしても勝てない相手がいるとしたらそれは歴代ファンも手が負えなかった宿敵の再来を意味しておりますので、シリーズ初見の方はどうか気張らないで共に乗り越えていきましょう。

「ヘンなの」も進化してたぜマギー

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